しばらくして気が付くと自分がボロボロになってることに気づくサニー。
しかも自分だけでなく全員同じような状態だった。

「あれ?私達何してたのかな・・・」
どうやらサニーは洗脳された時の記憶が残っていないようだった。それだけでなく他の一同も全員洗脳された時の記憶は残っていなかった。

一方この光景を見たホット王は頭を抱えて悩んだ。

「くそっ、地球滅亡は失敗か。こうなったら・・・」
ホット王は再び催眠術で洗脳しようとするが、サニー達には効かなかった。それどころかハバネロ達にも効かなかった。

意を決したホット王は遂に動き出した。
「こうなったら仕方ない。俺の手で潰してやろう。」

ホット王は自らの手で地球を滅ぼそうと動き出した。王はどこからか取り出したキムチや唐辛子を大量に食べると口から火炎放射した。
事態に気付いたサニー達は気功波でかき消した。するとホット王はハバネロ達に襲い掛かった。

「貴様らホットを裏切るのかああああああっ!!!」
ハバネロ達はホット王を迎え撃つとサニー達も加勢した。しかし8人が束になってもホット王は余裕で返り討ちにした。

「これだけ束になっても跳ね返されるなんて。」
サニーは驚いた。しかしそれでもめげずに攻撃を続けた。

どんどん威力を上げていくが、ホット王はダメージを受けなかった。
「これで終わらせてやる!」
ホット王は手からエネルギー弾を放った。エネルギー弾は次々と爆発し、サニー達に襲い掛かった。

「こうなったらこうするしかないわね。」
サニーはそう言うとレッド&ブルーと再戦したときのように4人で向き合って手を上げると光の玉が出現した。ハバネロ達はサニー達の合体技に興味津々だった。光の玉から放たれる気功波はホット王を直撃したが、それでも息切れ程度にしか過ぎなかった。

「あれだけやっても倒せないなんて・・・」
サニー達は唖然とした。ホット王はそんなサニー達を嘲笑うような目で見た。

「所詮謝罪もろくにできない野蛮な星は今すぐにでも滅ぶべきだ!」
ホット王の横暴にサニーが声を上げた。

「口ではそう言うけど本当は地球が好きなんでしょ!?前に地球が狙われたとき体を張って私達を守ろうとしたじゃない。あの時のこと思い出して!!」
サニーはホット王に呼びかけるがホット王は聞く耳を持たなかった。

「何が地球好きだくだらん!あれは道連れになりたくないから仕方なく中立する演技をしたまでだ!!そうとわかったら砕け散れ!!!」
ホット王はそう言うと破壊光線を放った。サニーは気功波で迎え撃つが、逆に押し返されてしまった。

「さて、アレをつぶしてやろう。」
ホット王は城に目を向けると気功波を放った。サニーは事態に気づくも時すでに遅し、気功波は城に向かって撃たれていた。

続く

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